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みそしるの村メモ

自称「村長」が、更新頻度のお知らせしたり言い訳したりあとがき書いたりするよ

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目から血が吹き出る勢いで

「萌え禿げる」とか「全裸待機」とかまったくもう、ネット用語には愉快なものが多くてこまります楽しすぎる。


そういう万人受けする表現って、

「なんとかしてこの、このなんかこういう、どうにも言いようのない気持ちを表現しないと肉体が爆発・分裂を起こすいきおいなのに、なんていうかこう、うまくアレな感じが出てこない、あの、言葉が!!!」


という気持ちを、風呂敷で大きく包み込んでくれる、便利なことばだから広がるんだよね。
萌えて禿げそうになるとはよく言ったものである。
「怒りで髪が針のように逆立ったように感じた……」みたいな古典的な表現と似てるところがある。


要するに、抽象度が高い説明の仕方なんだよな。


物語のときも、抽象度の高い描写と、具体的な描写と、いろいろある。
そういうの、もっと効果的に使って行けたら、もっと自由になれる気がする。
という、戦略のひとつが、わたしの中にはある。


荻原さんや、上橋さんは、
感覚で、その世界にのめりこんで、物語を書くタイプらしいけど、

私もそれはあるけど、


それだけではやっぱり天才じゃないから書けない。

ある程度、こうしたらこうなって欲しい、という筋書きが一応あって、
小さいそれらの目標を、ひとつずつクリアして、

この要素を入れたら読者さんにはこう思ってもらいたいっていうのがどうしても入ってしまう。

もっと世界にのめりこんで書ける人は、あんまりそのあたりの計算というか、戦略はしないと思う。
自分も一緒になって楽しんでいるから、その世界を。



だから、策略ばかりの物語ができたとき、
どうしても、「作者が世界にどっぷりつかりながら書いた物語」に比べて、深みがまったくない、
さらっとした、浅はかな、ものに見えるし、実際そうなっている。



どうしたらいいんだ!




とりあえず今回学んだことは
「古典」が新しいということ。


感覚的なので説明はできないけど、
目から不透明の汁を垂れ流しながらいろんなもの見て得たセオリーのひとつである。

ほかにもあるけど、
自分で得たものでなきゃなにも響かないのだろうな、と思う。



あれ、結局えらそうに何を言いに来たんだという話ですよね。




ねます。

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結局は違ってもいいと思うのです

上橋菜穂子さんを特集した「ユリイカ」(2007.6)を学校でぱらっと読んだんですが、


どうやら私は確実に読書が足りないみたいだ!






荻原さんと上橋さんの対談を読んだんですが、
二人は共通点が多いらしい、と。
読書暦についても、考え方についても、……。
多少は違っているところもありますが、
作家としての共通項が多いです。


エンデの『モモ』は二人とも苦手だってさ……
たしかに、エンデの作品は主題がはっきりしているというか、
ここをこう捉えてね! という意思が見えやすいとは思う。

灰色のスーツの男がもっと怖いかと思ってたら、その予想ほどではなくて、
むしろ床屋や掃除夫の生活のほうが深みがあった。

んー……本、というか物語を読まなさすぎなのである。

お二人の対談は、読みたい・好きな物語の「におい」についてテーマが一貫していたんですが、

私は「におい」の追い方が下手なんだろうなぁと思わずにはいられない読書暦です。

というか「におい」で本を追い始めたのが最近すぎるという問題が。


『赤毛のアン』…先生に薦められて。いろいろなものに自分の視点から名づけることで、土地と仲良くなれる発想がすき。


『おわりから始まる物語』…タイトルに惹かれて。どんな物語だったか忘れてしまった…。コイ…池の魚が関係したようなことしか覚えてない。


『エドウィナからの手紙』…課題図書。これもあまり詳しくは覚えてないけど、祖母から伝わる自分の「名」を大切にする物語だったような気が……。


『うそつき』…まったく印象にない。


『暗黒旅人』…恋人以上夫婦未満の女優志望の女と、売れないジャーナリストが自殺しようとしたところ、仙人らしき人物があらわれ……ストーリー展開としては、棚から牡丹餅ストーリーに感じた。意味のつかめない性交シーンがあるのであんまり好きじゃない。


『頭のうちどころの悪かった熊のはなし』…薦めてもらって。これはおもしろい! なんでこの本をみつけられたのか知りたい。


『Good Luck』…ベストセラーになる前に、表紙のきれいさに惹かれて買った。一種の成功術の本だけど、森と水と土のにおいがして、けっこう好き。


『空賊』…ある一家の離婚裁判を、空飛ぶ海賊船の上でやるというもの。挿絵がCG。いろいろな意味で度肝を抜かれたけど、空賊という発想のおもしろさには惹かれた。


『狐笛のかなた』…初めて読んだ上橋さんの作品。こんな世界があるのか! といろいろ打ちのめされた作品。


『サークル・オブ・マジック』…タイトルから。魔法ものにはまってたとき読んだ。魔法使いは嘘をついてはいけない、そして剣をつかってはいけない。この二 つのルールを原則にしながら、ハリポタをはまた違った魔法を見れておもしろかった。登場人物に「こだわりの飲み物」(ホットレモンティーだったか)があっ たのが印象的。


『少年探偵事件ノート』…ええこれちょっとご都合的じゃないかなーと思ってたら解説に、「彼が証拠を発見したのは偶然ではないのだ」と書かれていてびっくりしたのを覚えている。


『十五少年漂流記』…読書感想文のために読んだ。登場人物が多すぎてまぜこぜになった。でも一人ひとりの役割分担のなされ方が巧妙だった。今読めばもっと楽しく読めるかもしれない。


『青空の地図』…試しに読んだ課題図書。進路がはっきりせず、楽しいことがないかなーと思っているところで、天気図を書く人に会い……という話だったような気がする。
白く光るものがひらひらと空に漂うのを、「これは日常の外のおもしろいことに違いない、UFOかもしれない」と思った主人公が必死で追いかけるも、その正体はスーパーの白いビニール袋だった、という部分が好き。


『ジム・ボタンと機関車大旅行』…エンデの。のろのろしてた。風刺がわかりやすすぎて、紙からぴりぴりしたものを感じた。


『シャイニング・オン』…記憶にないぞ。もしかしたらメモだけして読んでないのかもしれない。


『正しい魔女のつくり方』…葉っぱに文字を書くのが素敵で、市場には行きたいと思った。


『トニーノの歌う魔法』…ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの。派閥争いのあたりはもしろいけど、読んでて取り残される部分があった。


『チョコレート工場の秘密』…映画よりこっちのほうがおもしろさはあったかな。でもチャーリーにお咎めなしなのが不思議。チョコおいしそう……。


『涙のタトゥー』…表紙がきれいだった。弟を亡くしたお姉ちゃんが立ち直っていくまでを描く。恋愛アリで、主人公の女の子の性格よりも、そのボーイフレン ドの男の子のキャラに惹かれた。でもジェントルマンすぎると思う……。食事のシーンを、もっとおいしそうに書いてほしかったな。主人公のお姉ちゃんが個人 的に拒食症疑惑。


『ハロウィ-ンの魔法』…ポニーを飼うとか飼わないとか……。魔法もの(ファンタジー)ではなくて、ポニーがどうたらこうたら……という話。あまり覚えてない。なんか、おいそうなものがいくつか出てきたような気がする。


『バウンダーズ~この世で最も邪悪なゲーム~』…ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんにしては珍しく、魔法じゃない! 中1のときに読んだのだけど、一回じゃわけがわからない(笑
3回読んだけど、それでもわからない;;難しい。想像するのが。
でも、ゲーム的思考法というのか、迫る境界に消されないこと、そしてそのゲームを支配する奴らと機械を止めなければならないこと、その切迫感はおもしろかった。


『ひねり屋』…鳩の話。一年に1回鳩を殺す祭りのある街で、少年が一羽の鳩を保護してしまう話。周りは鳩を嫌うし、主人公は葛藤するしで、頭の固い「社会」みたいなものを感じた。正直、読んで気持ちよくはなかった。


『魔女からの贈り物』…あまりにも覚えてないから思わずグーグル先生を召還してしまいました。先が読める物語だったことだけ思い出しました。


『モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語』…催眠術を手に入れた孤児院の女の子モリーが、周りを陥れながら立身出世していくが…という衝撃的なス トーリー。私のなかで孤児院ブームが訪れましたが(なんてブームだ)、んーなんというか、子供のときの世界のビジョンを、妄想現実を見てる感覚になるお話 でした。
これも読み終わって気持ちよくはなかった。微妙に消化不良。


『真夜中の飛行』…ひとつのことを成すだけでこれだけの縛りや決まりごとがあるのか、というのを学んだような気がするが、あんまり覚えてない……。


『夏の庭』…最初は何もできなかった小六の男の子が、物語が終わるころにはりんごをさっと剥けるようになってたのが、とても印象深い。死ぬひとが一番いきいきしてた。生きているひとが死んでいるようだった。


『鷹を夢見た少年』…おじいさんの背中が大きかった。


『夏の森』…おもしろかったというほかに感想が残らないのが個人的に残念。

『星の王子さま』…何回読んでもさっぱり理解ができないのは多分私の脳みそが低スペックなのでしょう……。


『酸素は鏡に映らない』…オキシジェン側が謎すぎた。聞けば、ほかの作品とリンクしているという。お姉ちゃんがちょっとおばかに書かれてて微妙に納得がいかない(個人的すぎる)


『蹴りたい背中』…課題で見てから気になってて、読みたいなーと思ってたので読んだ。攻撃するような、なまなましい描写(わかっていて書いているような描写)に、ちょっと体が一歩引いてしまった。でも、無理をした笑顔の描写は素敵。


『ドアの向こうの秘密』…こわかった……一番怖かった……。自分の知らないところで自分に関わる重大な事件に巻き込まれてて、それが自分の家で、相手は父 と母で、計画は綿密で、自分もああなってしまうのでは、という恐怖。小学生のときに読んだんだけど、あれは怖い……。「ただいま」恐怖症になります。あと カレンダーの裏側チェックしたくなります。


『リトル・ウィング』…夢のお告げがあったので読んだ。なんだかレインボーな記憶しかない。あっ思い出した、何もできない女の子が、ついに心のダムを決壊させて、全部打ち明けてしまうところが印象的だった。あそこは涙ぐんだ。






たぶんまだほかにも読んだのだろうけど忘れた……


というか浅! 私の読書暦浅い!


小3、4のときが一番読んだ気がする。100冊目指してたから……そして先生に「なんか絵本みたいなのばっかり読んでるから、もっと厚い本にもチャレンジしてね」的なアドバイスをもらって、もだえそうになったことがある。


厚さじゃないし…本は厚さじゃないし…厚さ信仰やめて…『モリー・ムーンの…』めっちゃぶ厚かったけど後味はよくなかったし…厚さじゃないし…!

「絵本みたいなの」って、いやいい絵本あったら読んじゃうよね! 読むよね!

というか、「絵本みたいなの」って、絵本だけじゃなくてほかの本にも失礼だよ!


はぁぁぁ、でも今の私は読んでないのが事実…
私、本見つけるのが下手っぽい。

だれか……だれかおススメお願いしますorz





崖の国…結局まだ読んでないなあ。


私荻原さん苦手っぽい。水色勾玉読んで肌でそう感じた。
でも上橋さんは似てるところが多いし、好きなにおいがするって言うし…


読書、苦手である!

発掘したので晒す

書いた記憶の無いポエム(笑)が出てきた(笑)ので(笑)
さらす!!!(えええええぇぇぇ
だってどうせあまり見られてないでしょ! ここ!(開き直るな



題名:なし(何も書いてなかった)


調律が必要かもしれない
最近 ここのピアノは 音程が合わないんだ

わたしが思っている音と わたしの指が奏でる音と

ピアノがうたう音と

ぜんぶ 違うよ ぜんぶずれてる

ねえ やっぱり調律しよう だって泣きたくなるから
泣きたい? いや、ずれてる。本当はどうしたい?


ああ、音が迷子だ


すとん、と真ん中に音を置きたいのに みんなお留守
探しに行かなきゃいけないかもしれない
見つけたら 調律しなくてもいいかな

でも音ってどんなかたち? どんな色? うたっているの?

こんなにも静かなのに? いや、だからこんなにも騒がしい?

ねえ みんな  どこに行けば あなたと合える?
(「合える」の3字に点がついてた)







ポエーム終わり

なんだこれー!(ごろんごろん


イタいポエームならいくつか書いたが、
これは記憶にないwwww

いつ書いたのかも定かでない……


習いたてのピアノに、イタくなるほど苦戦でもしてたのか?
ちなみに高校3年間習ってやめました。
大学入るねーってなって、
続けるかどうかどうするってなって、
一回ストップして、次に習うときに目標かなんかあれば、
それに向かってまた一緒にやりましょう

ってなって以来だー!

小さいころ習いたかったという理由だけで習ってた…楽しかったです。
先生からしてみれば、幼稚園の先生になりたいわけでもないのになんでこいつはピアノ習ってるんだって感じだったことでしょう!


ま……、まあ、ヘ音記号も無事に読めるようになったし、
吹奏楽をやめて音楽から離れたことによる寂しさみたいなのも紛らわせることができたし、
こ、こころのけあにはなったんじゃないかな……!


なんでこんなポエームさんが発掘されたかといえば、
きちんと本格的な物語を書きたいと思ったからだよ!
使えそうなノートをあさってました。

4冊くらいだった。使えそうなの。浅ぁぁぁぁいプロットやらキャラ設定やらが書かれていましたよ! ええ!
あのままじゃ使い物になりませんなぁ。なりませんよ。
でも今の私にできない発想がぽつぽつ落ちてるんで、
それを拾うのも楽しい作業ですなぁ。

5,6のストーリーが頭の中にありまして、
それにどう余分なお肉をつけていこうかなって感じです。

長編書いて応募したいなぁ……したいなぁ……

なんかそのための大雑把な資料集めしかしてなくて、
順番を間違った。

もっときちんとプロット組んで、
キャラ行動などを考えてから、
必要な知識をためるべきだった。


アイデアを得る→プロットなど→資料集め

とするべきだった。今の脳内プロットおおまかすぎていかん。



「一縷の光」という今のところ存在を知るものは二人であろう物語も、
デジタル化して、欠点を補いたいです。

私の弱点:
情景描写の下手さ。
人物の浅さ。
世界の活かせなさ。


おっおう^P^


「なんでこんな描写が入るんだろう」って思える物語書きたいです……贅肉多めの物語書きたいです……あと奈落ほどでなくていいのでもうちょっと深い内容書きたいです……

ひかげぼっこ、春。

「ひかげぼっこ、春。」やっと公開しました!

ちょっとトップページが、使うパソコンによって、画像の位置が変わりまくるという、
たいへん愉快な状態でしたので、いじってみましたが、
あーもうよくわからないや、まあいいか更新情報くらいが見られれば! ってことで
かなり投げやりな感じに仕上がっておりますので、
人によっては、かなり悲惨なトップページになると思いますが、
華麗なるスルーでよろしくお願いいたします。ええ。


目安箱がまだ使えないじゃんっていう声は聞こえない…私は何も聞こえない…

えっ四月もうすぐ終わるの

しんじない…しんじないぞ…


ラストの数行が書けないために更新できてません。
ついでに言うとタイトルも決められません。思いつきません。たすけて

春の話なのに…春…はる…貼る…


何か楽しいことが起きるかと思わせておいてぜんぜん盛り上がらずにいつの間にか終わる構成であることだけ伝えておきます。ラスト数行なんです。わたしに知識がないことを、どうカバーしどう活かすかが大変問題だ!


大学ノートサイズの楽しいお話が書きたい…

プロフィール

HN:
蒼菜
年齢:
33
HP:
性別:
女性
誕生日:
1991/07/14
自己紹介:
みそしる村の村長であるぞ。

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